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お盆休み紀伊旅:中編

  • 執筆者の写真: 鬼灯すすき
    鬼灯すすき
  • 2022年8月14日
  • 読了時間: 12分

更新日:2023年2月16日

前編からの続きになります。

初日は初の三重に到着し、主に鳥羽~志摩で1日を過ごしました。

2日目は和歌山へ。

本来であれば志摩から和歌山まで紀伊半島を時計回り、もしくは初日に和歌山に行って反時計回りの行程にしたかったのですが、どうしても行きたい所に天候をあわせた結果、夜中に山越えをすることになりましたw



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朝もはよから出発。

民宿の方に「すみません、4時前に出発します」と伝えるとわざわざ見送りに起きてくださっていました。これはまた申し訳ないポイント追加…。

道中なぜかあった高知のゆずれもんドリンクを呑みつつ山道を進みます。



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道の駅 飯高駅」でトイレ休憩。

いつも日の出のために早く起きているので、なんだか旅先で深夜にただ移動するだけというのも新鮮な感じです。



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道中、良さげな景色を見つけてパシャリ。

この時はあまり気にしていませんでしたが、奈良の吉野のあたりを通っていたんですね。



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和歌山の加太に到着!

ビーチは朝早くから沢山の人で賑わっていました。



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ネコチャン休憩中。



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深夜移動したのはフォロワーさんおすすめのここ、「満幸商店」に朝イチで来たかったからです。



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開店して第1陣でお店に入れましたが、その後続々と人が集まってきました。

ビーチが近いのもあってか、チャラい方々が多くて…ほとんどが強めの関西弁で田舎のコミュ障はかなり圧を受けてしまいますw

道中のぼり旗をちらほら見かけて…このへんはしらすが有名なのでしょうか。

他のお客さんもしらす丼を頼んでいますし、「おためしセット」もしらす丼のようです。



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しかし今回食べたかったのはご飯に貝類がどっさりのった「あわしま丼」!

ひと目でそのビジュアルに惚れましたw



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というわけで「あわしま丼」とおすすめされた「ワサビスープ」でごきげんな朝食と行きましょう。



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まずはあわしま丼から…

うーん、口いっぱいに広がる貝の味…ご飯と貝の間に敷かれたわかめもまた良し…!

そして貝のスープでつゆだくのご飯…最高すぎる…。



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鯛のお出汁の効いたワサビスープ、ワサビは温めずにあとのせで…。

いや、これも負けないくらいめちゃくちゃ美味しいぞ…!



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ドンブリは結構食べごたえがあって、なんだか頭の中で孤独のグルメのBGMが流れてきましたw

ゴローさんの気持ちになってくると…ラストは「ええい、かけてしまえ」という感じでさらさらっといただきました。

いやあ美味しかった。ごちそうさまでした!

朝早くからやっているし、また朝ごはん食べに来たいですね。



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ご飯を食べ、せっかくなのでお店のすぐ近くにある「淡嶋神社」にも来てみました。



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人形供養で有名なこの神社は2万体の人形が供養されているらしいです。

ちょっと怖い…。



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奥の方も行ってみます。

ざっくりとジャンル分けされているんですね…w



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カエルが祀られているのをたくさん見た気がします。

カエル信仰もあるのでしょうか。



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たまたまかもしれませんが、西の方って植物や木におみくじくくりつけてある率が高い気がします。



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加太…というか和歌山は初めて来ましたが、あまり海のイメージがなかったので意外性を感じられました。ビーチとかのイメージも全然なかった。



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駐車場に戻る最中、またもや美味しそうなお店が…。

和歌山市は他にもフルーツパーラーや鯖寿司、和歌山ラーメンのお店など色々チェックしていたのですが…今回のこの行程だと朝ごはんのみ。

また来たときは和歌山市内に泊まって色々食べ歩きたいですね。



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続いて日本のアマルフィと言われる「雑賀崎」に来てみました。



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そもそもアマルフィを知らない自分ですが、これはなかなか見ごたえのある風景。

良いですね…青空だったらもっと映えたのでしょうね…ここもまた来た際に天気がよかったらもう一度寄ってみよう。



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元気のないひまわりを見ると少し悲しくなりますw



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続いて少し南へ。

「湯浅駅」の駐車場に車を止め…。



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かどや食堂」さんでお昼をいただくことに。



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ここはしらす丼が有名なお店らしいです。

すでに数組のお客が並んでいました。



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さて、しらすをいただくとして…生か釜揚げか…。

む、生釜どっちもセットみたいのは無いんですね…ならば…!



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生しらす丼に、単品の釜揚げしらすをたのんで…。



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セルフ2色丼でいただきます!

うはー、苦味のない生しらすって初めて食べたかも!こんなに美味しいんだ…。

また一つ美味しい和歌山グルメをいただきました。

来る前は梅くらいしか食べ物のイメージなかったけど、海鮮も美味しい!



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続いてまた車を南に走らせ、「道の駅 白崎海洋公園」へ。



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ブックマークしていてなにげに来たここですが…すごい地形だ。

悪の秘密基地みたいな場所…w



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みかんフローズンと白干しを購入!

そういえばみかんも有名なんでしたよね。

ん…めちゃくちゃ濃い…そして冷たくてこの暑さに沁みる…。

梅干しも200円と激安。酸っぱくてしょっぱい白干しめちゃくちゃ好きなんですよね…。



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あまり時間がない中でしたが、せっかくなので展望台も登ってみることに。



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白い岩と青い海、良い眺めだ…。



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道中、気になる風景を見つけてちょうどあった待避所に駐車。



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なんだあれは…ワニの鱗みたいな…瓦屋根が連なっているのでしょうか。

雑賀崎や白崎といい面白い風景があるなあ。



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続いて「秋津野ガルデン」へ。



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外観の感じは下調べしていませんでしたが、廃校を利用した施設のようです。おしゃれ。



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ここはレストランでチェックしていたのですが、お昼の営業は終了。

しかしお土産品やかき氷があると聞いて…先程道の駅でみかんの美味しさに感化され寄ってみました。



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梅干しが…100円!?



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いろいろな種類のみかんジュースも並んでいます。



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黒板に貼られたメニューが良い…。



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こういうタイプのかき氷ってあまり食べたこと無いので惹かれます。

それにしてもメニューの種類が豊富で悩みますね…。



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バレンシアオレンジのケーキを購入。

そして白干し…先程も道の駅で買ったのに安すぎてつい購入w



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「本当のみかん」というかき氷と、だいだいジュースをいただきました。

かき氷、酸味もありつつさっぱりとした口当たりがたまりません。

だいだいジュースもほろ苦さがGOOD。



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外の看板にはこんなものが。

「和歌山みかん」という響きを聞いたことがあるなー程度だったのですが侮っていました。

和歌山…大好物の梅干しと柑橘類が名産で、海も綺麗で海鮮も美味しい…。

侮りすぎていた…和歌山…すき…。



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秋津野ガルデンから「天神崎」に来てみました。



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ここはウユニ塩湖のような写真が取れるということで映えスポットらしいですが、道中はなかなかの狭い道…。

あいにくのお天気だったのと、潮の満ち引きとかの関係もあるのでしょうか。

またの機会に来てみよう。晴れていれば夕陽も綺麗だろうなあ。



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「道の駅 すさみ」に到着。

白浜のあたりも気になっており、たくさんお店もチェックしていたのですが…お盆で宿が殆ど埋まっていたのと道中の混雑具合から今回は断念。

またオフシーズンに行ってみたいものです。



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さて、すさみの道の駅の中の方は…おお、広くて綺麗。

結構新しめの施設なのでしょうか。



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食堂も美味しそう…かつおぶしご飯…イノブタメンチカツ…気になる…。



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食堂にもメニューがありましたが、イノブタが名産らしいです。



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お、ここに来てめはり寿司…!



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道の駅の近くには絶景の入浴施設もあるようです…。



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下調べで気になっていた柑橘類、じゃばら…じゃばらってそういう漢字なんだ…。

調べてみると「邪気を払うほど酸っぱい」とのことで、本当にそういう漢字なんだ…w

そして明日お店を予定していたのに誘惑に勝てず、夕食用にめはり寿司を購入。



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和歌山市で買いそびれたご当地アイス「グリーンソフト」がここで売っていて助かりました。モナカの蓋、ありそうでなかったナイスアイディアw

少し小さめなサイズなのも良い…。



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串本の市街地をいったん通り過ぎ、「道の駅 くしもと橋杭岩」へ。



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夕方まで少し時間があり、明日はここで日の出が見れたらな…と思っていたのでちょっと下見に。



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さて…日も隠れたまま落ちかけてきた所で「潮岬」に来ました。



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ここからは車を離れて散策タイム!

本州最南端の石碑発見!

あれ、でも写真で見たのと違うような…?



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近くにありましたw

こっちのほうがなんか好き。



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灯台が眺められそうな場所があるようなのですが…本当にこの道…?



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若干太陽が顔を出しています。

けど、どうも探していたのはこの場所じゃないようで…?



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もう少し西側にあるのでしょうか。



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勝浦のマグロ…店は閉まっているし焦るな焦るな…明日楽しめるんだから。



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何故かトルコ料理。

この地に関係あるのでしょうか。



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展望台らしきところを発見。

良いですね…しかも日中あんなに賑わっていた人々が誰もいなくなった…。

この感覚がたまらなく好きなのです。



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最後、陽は雲に隠れてしまいましたが…もともと怪し予報の中、少しでも素晴らしい風景が堪能できて満足です。



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ホテルシーカンス」さんにチェックイン。

串本の市街地って意外と市街地市街地していました…ローカルな回転寿司屋さんや飲み屋も結構あったりして…ただ今日は朝もはよから山越えして観光に観光を尽くしたのでへとへと…w

道の駅で買っためはり寿司だけかぶりついて早めに寝るとします。



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お盆で殆どの宿泊施設が埋まっている中、直前まで空いていたので若干身構えていましたが…ちょっと独特な間取りなだけで寝るだけなら十分十分。

でもシャンプーがこれだけなのはちょっとフフッとなってしまいました。

朝シャンの分が…!こんな事もあろうかと携帯のミニボトルシャンプーを持ち歩いておいてよかった。



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朝も早起きして橋杭岩へ。

しかしちょっと雲がかかっていて惜しかった。



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朝から29℃…じめじめと蒸し暑い…なんて思っていたら急に風向きが変わって雲がちょっと履けていきます。



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後ろには綺麗な月が。



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日の出の瞬間は見れなかったものの、良い朝焼けの色を見ることができました!

日が昇るのを見届けたいところでしたが、今日も色々詰め込みまくりなので次の目的地へGO。



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この旅一番の目的だった「古座川町」に到着。

ここに晴れを持ってきたくて色々ルート変更もしてみたのですが…ちょっと惜しかったようですね。



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ここの町並みを眺めてみたかったんです。

まずは「道の駅 虫喰岩」へ。



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その名の通りの岩…苦手な人は苦手そうなやつ…w



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道中、車を停められそうなところにとめつつ、川を眺めます。

雨もあって水量もちょっと多いですかね…。



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風刺画みたいな写真が取れました。

当たり前にしているのを見ると、「この場所」の下の段ならOKってことでしょうかw



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古座川…河口の時点で水量も多かったので軽く川沿いをドライブだけしていくつもりでしたが、それでも綺麗で見とれてしまいました…。

今回、ここに来ようと思ったのは旅まとめサイトで「この記事」をみて一目惚れしたからなのです。

また夏の青空に合わせて再訪し、ゆっくり歩きたい…!

お目当てのものが見れないのは少し悔しいですが、また来たい理由ができるのってなんだか嬉しいですよね。



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古座川町を離れ、やってきました那智勝浦。

ここで晴れるんかーい!と内心突っ込みつつ、グルメの予定も色々あるので古座川に引き返そうという気持ちをぐっと堪えますw



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施設が開くまで海を眺めながら足湯に浸かってみたり。



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やってきたのは「勝浦漁港にぎわい市場」。

ここに限らず、紀伊半島って海際にこういった市場的な施設がかなり多くて調べていてめちゃくちゃ迷いましたw



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調べている間に外に貼ってあったメニューやポスターをチェック。

どれも美味しそう…しかも和歌山ラーメンもあるのか…。



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もち鮪…?

きになる…。



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開店して色々目移りするものの、どんどんと食券機が混んできたので直感で。

「生マグロのまかない丼」と、おまかせにぎり2カンを…。



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せっかくなので外のお席でいただきます。

しかし朝から29℃だったこの日、この時点で気温はもう猛暑。

こういうときって生魚の衛生的にどうなんだろうとか余計なことを少し考えてしまいますw



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まずまかない丼から。

写真よりひと回り小ぶりだな!?と前に並んでいたファミリーのパパさんが若干文句をつけていましたが、色々食べたいのでむしろこのくらいでいい。

鮪の濃い味がたまりません。



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こちらはおまかせにぎり、本日は本マグロの大トロとメカジキのトロ。

とろける本マグロはもちろんなんですが、メカジキが砂糖ふりました!?ってくらいの脂の甘みとうま味(食レポ下手)。

何気にお茶は温泉水で淹れたお茶とのこと。よくわからないけど美味しい。



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食べ終わって食器を返してから市場をぐるり。

からあげ、めちゃくちゃ美味しそうですがまだ準備ができていないようでした。



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鮪のお刺身もめちゃくちゃお安くない…?



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解体ショーも始まっていましたが、食べたかった外のカマ焼きもまだ準備すらしていないよう。



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帰り際にちょうど売り出された唐揚げをひとパック買って新宮へ。

揚げたてを一ついただきましたが、臭みがなく、さっぱりしつつも鮪の濃い味…さすが日本一を謳うだけある美味しさ!

ちょこちょこブログに書いていますが、光り物ばかり好んでいた時期から半周して、今はやっぱりマグロなんだよな…という時期w

以前は避けているくらいだったのにマグロに戻ってきました。

これからも旅先で色々なマグロに出会えるのかどうか…乞うご期待。



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那智の大滝」「神倉神社」等もチェックしていたのですが、直前で調べてみると結構駐車場からハードな道を歩くようなので時間的にも体力的にも厳しそうで今回は断念。

少し空いた時間にナビを見て気になった「浮島の森」に来てみました。



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入場料を払って浮島のまわりをぐるりと散歩。

管理員の方が色々説明や雑談をしてくれて予想以上に楽しかった。



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お、思わぬところにこんなものが。

こういう言い伝え大好き…。



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続いて「熊野速玉大社」へ。



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最初、神倉神社とごっちゃになっていて、車の中から崖の上にそびえ立つ神社を見た時…あんなの登れないよ!と諦めていましたが…w

よくよく調べるともともと来てみたかったのはこちらの方でした。



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色々なところでお参りしている人がいてよくわからないので、見様見真似でお参り。



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神社やお寺は結構寄るのに、いまだに作法とかがよくわかってないので今度ちゃんと勉強しておこう…。



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最後は新宮にあるこの「総本家めはりや」さんで和歌山のしめ、「めはり寿司」をいただいていきましょう。

昨日道の駅でしてしまったフライングめはりはノーカンでw



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ここはやはり「めはり定食」に豚汁…で。

牛カツやおでんなんてのもあるんですねー。



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めはり寿司4個に、めざし、とろろ、豚汁のなんだか面白いセット。

どれ…まずはめはり寿司から。

おや、思いのほかしょっぱい。これは動いたあとの携帯食的な味付けも兼ねているのでしょうかね、雪国人にはたまらないお味、美味しい。

めざしもとろろもいい感じにマッチして…そしてこの豚汁、にんにくが効いていて地元付近で食べるのとは違ったテイスト。でも美味しいぞこれ…今度真似してみよう。



さて、新宮にて和歌山パートは終了。

途中でも触れましたが和歌山…来る前のイメージが来てみてガラッと変わりました。

梅干し、柑橘、海鮮に海…変わった形の地形にそしてのどかな風景…自分の好きなものばかりで、いままでノーチェックだったのが悔やまれます。

そして一番の目的だった古座川町の風景、これをまた見れる日を楽しみに三重に戻ります。


後編へつづく。

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鬼灯すすき
  • さえずり

料理好きが高じてもっと色んな味を知りたくなり、一人旅を初めて以来旅にハマったインドアオタク。

極度の人見知りのため車旅オンリー&行動制限あり。

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