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梅花藻をもとめて:帰路編

  • 執筆者の写真: 鬼灯すすき
    鬼灯すすき
  • 2022年8月1日
  • 読了時間: 8分

更新日:2022年10月14日

前編後編からの続きになります。

滋賀を堪能して、有給をいただいた月曜日の最終日は福井ルートで帰ることに。

山陰旅の帰りに回れなかった場所のリベンジも兼ねつつ、若狭・敦賀周辺を散策したいと思います。



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まず訪れたのは、目的地への道中にあった「熊川宿」。



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月曜日なのもあるのかもしれませんが、お店も空いていないような早朝なので誰も居ません。

それにしてもいい天気。

滋賀の北部は雨が当たるくらいだったのに、福井に抜けたとたん青空が広がりました。



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宿場館。



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思えば、大内宿や石見銀山なども人が居ない時間に歩いたりしました。

「観光地が観光地として活動を始める前」の景色や空気が好きなのかもしれません。

ただ、毎回朝の準備をするお店の方々に(なんやこいつ…)という目を向けられるのもお決まりですw



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お寺。雰囲気いいですね…。



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おや、神社もあるんですね。



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あれ、またお寺…?



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そしてまた神社。

短い区間にお寺と神社が点在しています。



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遠くから目についた花。

調べてみると、百日紅(ヒャクジツコウ)…サルスベリってやつですね。

今まであまり気にかけたことはありませんでしたが、ハラハラと花びらが落ちて綺麗でした。



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折り返してきて、このお店の前で止まります。

う…今日はまだ何も食べていないのでめちゃくちゃお腹が空いてきた…w

「鯖寿しご膳」良い…。

漬物・胡麻豆腐・葛羊羹の付け合せもそそるし、お蕎麦に梅がのってるのもまた…。

当然お店の開店はまだまだ先なので、また次の機会には来たいところです。



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熊川宿から移動し、前々からずっと来てみたかった「瓜割の滝」へ。



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今日も暑いので、タオルを装備して歩き出します。



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蝉の声だけが鳴り響く、誰もいない森の中…いいですね…。

これが平日パワー。



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なにやら趣のある小屋が。



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小屋を過ぎてすぐ滝がありました。



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瓜も割れるほどに冷たいことから名付けられたという「瓜割の滝」。

ダイナミックさはないものの、誰もいないのもあってか、神秘感と清涼感あふれる素敵な場所だ…。



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少し奥まで行ってみよう。

こういう苔むした手すり、すごく好き。



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行き止まりの先にモンキー先輩が3人くらいいてビビったので引き返します。



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思ってたほど歩かなかったけど、いい朝んぽになりました。



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駐車場の脇では水が汲めるようでしたが、お店で買ったシール付きのペットボトルでないと汲んではいけないらしく…。

地元民らしき方々が続々と水を汲みに来て(なんやこいつ…)という目を向けてくるのでビビって車に逃げましたw



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こちら駐車場の近くにあるお店「名水の里」では、その名の通りここの名水を使ったお土産が売られており…。

開店と同時にお目当てのものを買おうとしたら、「まだ届いてないんですよ、いつもならもう少ししたら来るはずなんですが…」とのこと。



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少し案内看板でも見て時間を潰します。

へー、アオリイカが名産なのは知りませんでした。

めちゃくちゃ美味しそう…もうハラヘリゲージMAXです…。



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しばらくして、お店に軽トラが停まったので…あれかな?と再突撃。

お目当ての「瓜割名水くずまんじゅう」を入手!

ついでに水も買ってゴクゴクっと身体に流し込んでから朝ごはんを目指して再出発。

うーん、プラシーボ効果かもしれませんが水めちゃくちゃ美味しい!

くずまんじゅうはクーラーボックスに入れてお土産に。



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山陰旅の帰り、着いた頃には早仕舞いしていて断念した「ドライブインよしだ」さん。



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くずまんじゅうの入荷を待っていて、到着時は開店後ちょっと過ぎてしまいましたが平日パワーもあってかなんとか席に座れました。

いや、平日なのに10時の開店直後にほぼ満席なんですね…!



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ゲソ揚げのついた「イカ丼セット」をいただきます!



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うーん…細かく切ったイカが山芋でまとめられていて…そしてタレの絶妙な味付け!

海苔と大葉のアクセントも良い…ごきげんな朝食だ…。

何気に付け合せの梅干しがめちゃくちゃ好みのやつ。

そういえばこの辺りはそこら中の家に梅干しののぼり旗がたっていて、梅の名産地でもあるようでした。

今回はご飯食べてすぐお店を出てしまいましたが、もし食事で提供している梅干しがお店でも売ってるのなら次は買って帰りたいですね。



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道中船小屋があったので立ち止まってみました。

正式?な有給で旅をするのは青森に続いて2回目。

まだ罪悪感もちょっとありますがせっかくの平日観光、楽しんでいこう!



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思いの外天気が良いので、透明度がすごいと噂の「水晶浜」に来てみました。

着いてすぐ困ったのは、海水浴シーズンになり駐車場が有料になっていたこと…。

ちょっと車から降りて写真を撮りたいだけだったのですが、泣く泣く1000円という撮影料を支払い浜辺へ。



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それにしても人がすごい!

今日平日ですよね?



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ここに来る道中、海はそこそこ綺麗だったものの透き通っている気配はなく、本当にそんな場所があるのか…?と疑心暗鬼だったですが、写真の奥に見えるカーブを曲がったら急に世界が変わったような浜辺が見えてめちゃくちゃテンションが上がりましたw



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いや…思った以上に凄い透明度!!



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綺麗過ぎる…まるで海外じゃないですか!(海外行ったことない)

福井にこんなところがあったなんて…!



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いやしかし本当に人がすごいですねw

でもこの天気の中来ることができて良かったなー、駐車料金払ったのも…ま、まあ許容できる美しさでした。



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しかもここって西を向いているからこれまであるんですよね…。

今度また、敦賀にホテルをとって水晶浜の夕陽→秋吉で焼き鳥呑み、のコンボを決める旅をしに来よう…。



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この日のお昼は、当初またヨーロッパ軒あたりで食べようと思っていたのですが、せっかくの平日…なので休日は混雑しているようなお店にと思い…。

車の中でいろいろと調べ、敦賀の市場の近くに来てみました。



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やってきたのは「うお吟」さん。



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入り口の看板にはなかなかすごいことが書いてあり期待が膨らみます!



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休日は行列必至の人気店らしいですが、予約なしでもすんなり座れました。

これが平日パワー…。



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さて、当たりをつけていた「惠びす大黒丼」を眺めて…。



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かき揚げ丼もめちゃくちゃ美味しそうだし、あら炊き定食、あら炊き小鉢…!



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「ポセイ丼」なんて限定メニューもw



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カウンターには「惠びす大黒丼」の説明書きが…。



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こちらはセルフの天かすとたくあんの細切り。

たくあんいっぱい食べても良いんですか!?



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今回の旅はかなり食事代を費やしたので(松)までは攻めきれず…かと言って(梅)よりはちょっと攻めたい…ということで「惠びす大黒丼(竹)」にしました。



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丼といっても、2回戦あるのでドンブリではなくお椀サイズ。

まずはこの「惠びす丼」、なんとも美しいビジュアル…まずは醤油をかけてひとくち…!

んー、うにいくらはもちろんなのですが下のコマ切れの魚たちもめちゃくちゃ美味しー!



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天かすを投入して味変!



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美味しかった、ご馳走さまでした…。

説明書きの通り「恵びす丼」をカウンターに上げると…。



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「大黒丼」と「鯛だし汁」がくるというシステム!



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大黒丼はご覧の通り高級卵かけご飯…鯛だし汁と一緒に至福の2回戦を終えました…。

こじんまりとした外観のうお吟さん、中は高級感のある素敵で美味しいお店でした!

また来たいところですが休日は行列がすごそう…w



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お昼を食べて北上し、福井市の猫寺こと「御誕生寺」に来てみました。



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立派な石仏はたくさんあるものの、ネコチャンはおらず…。

スマホで軽く調べると、最近テレビで里親募集をかけて里親が見つかりかなり数が減ったようで。



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それに今この時間、気温は40℃…こんな灼熱のアスファルトの上にいたら火傷しちゃいますもんね。

ネコチャン…どうかクーラーの効いた部屋で優雅に涼んでいてくれ…!



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昨日検索で引っかかった「治佐川」に到着。



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ここもまた梅澤トミヨの生息地のようです。

しかし藻はあるものの、焼けた…ような枯れたような跡。

トミヨが食べたのかな?



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日陰になっている部分にはすこし花が咲いていたので、そういうことなんでしょうか。



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しかしここはまたTHE・住宅街にありますね…w

こんな場所にこんな綺麗な小川が流れているものなんですねー。



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またもやサルスベリを発見。

綺麗だなー。



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最後の目的地、三国の「二の浜海岸遊歩道」に到着。



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ここに映えスポットがあると聞いて…。



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この先は雄島なんですね。

行ってみたいけど、色々な噂があるので持って帰って来ちゃいそうで怖いんですよね…。



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休暇村から海岸へ抜けるトンネルがあるとのことなんですが…。



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お、アレっぽい!



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トンネル内から海を眺めると…これはたまらない景色だ…!



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撮影中、隣を駆けていった少年…。



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まるで映画の撮影をしているようにポーズを決めてくれましたw

少年、いい「夏」持ってるね…!



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この後行ってみたかった「月うさぎの里」は閉館時間に間に合わなそうだし、夕食に…と思っていた加賀の「白山そば」は加賀にある白山そばじゃなくてそういう名前の金沢駅のそばだったんですね…w

海の向こうは雲が出てきたし、今回の旅はここからあとは帰るだけしょうか。



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車に乗り込み、下道でナビを入れるといつものように逆ガバ予想w

時間に余裕もあるのでのんびり帰りましょう。



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道中天気は悪かったのですが、富山のあたりでうっすらと2重の虹が見え、トイレ休憩も兼ねていつものところで車を停めました。



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前方は虹、後方は燃えるような夕陽…。

今回の旅もいい旅だったな…。



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帰り道、行ってみたかった富山のラーメンチェーン「まるたかや」に行くも、月曜休業…入善の「8番ラーメン」でフォロワーさんが推していた期間限定の「トムヤムクンラーメン」をいただきました。

あ、マイルドでめちゃくちゃ美味しい。

中華料理にも入ってるこのフクロタケって好きなんですよねー、日本でも気軽に購入したい…。



22時には家につき、出発から帰宅までピッタリ72時間の2泊3日旅終了です。

初めての滋賀、凄く良かったな…。

後編でも書きましたが、今回湖西や彦根城、〇〇院とか〇〇園とか〇〇坊みたいな場所はスルーしてしまったので、次はその辺も合わせてまわりたいですね。

そして福井も良かった。

福井には2度泊まりで来ましたが、その時はほぼ旅を初めたころで、かなりグルメ寄りな行程だったので…今回景色等もまわれて満足です。

何気に今回の旅、夏の川・湖・滝・海の絶景をそれぞれ満喫することができました。


次はお盆の紀伊旅!

情勢的に無事いけるでしょうか…。



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家に帰って翌日食べたくずまんじゅう、透明なものが白くなってしまっていたのですが、「冷蔵庫で冷やすと白くなります」ってちゃんと説明書きに書いてありましたw

なるほど、だからお店では流水の上に置いていたのか…。

味のほうはもちろん美味しゅうございました!

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鬼灯すすき
  • さえずり

料理好きが高じてもっと色んな味を知りたくなり、一人旅を初めて以来旅にハマったインドアオタク。

極度の人見知りのため車旅オンリー&行動制限あり。

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