GW山陰旅:後編
- 鬼灯すすき

- 2022年5月6日
- 読了時間: 18分
更新日:2022年10月12日
1日目、2日目と文字通り朝から晩まで…日の出から日没まで観光の限りを尽くしました。
3日目も朝から秋吉台カルストを堪能し、ここで折り返し。
ここから天気予報のイマイチなGW後半はグルメめぐりメインに切り替えて最後まで楽しもうと思います。

秋吉台から須佐駅へ。
道中、小学生が登校しているのを見て今日が平日だということに気づきましたw
なるほど…だから秋吉台はあんなに空いていたのでしょうか。
TLなどの様子を見ていても、今年のGWは前半型の方が多かったのかな。

秋吉台を切り上げてまで来たのは、須佐駅隣りにある「口福の馳走屋 梅乃葉」さんで名物「須佐男命いか」の活き造りをいただくため!
営業は11時からですが、9時から店の前に予約パネルが出るとのことで急いできた次第です。

が!本日イカなしw
実は8時に「取り置き」の電話をした時にわかっていたんですけどねw

須佐はギリギリ萩市でクーポンも使えますし、他のメニューもめちゃくちゃ美味しそうだったのでここでお昼を食べていくことにします。


11時まで時間があるので、駅隣りの「いかマルシェ」を覗いてみます。


朝は移動に専念して何も食べてなかった上にもうお昼な微妙なお腹にぴったりの名物「いかまんじゅう」。
1個60円というお手軽さにも引かれて買ってみました。

いかまんじゅうの他に山口のごはんのお供「しそわかめ」も購入。
いかまんじゅう、アツアツモチモチの生地の中にはあんこが…これは美味しい!
プレーンの隣の緑がかっている方は青のり風味…磯の香りとあんこってこんなに合うんだ…。

あと1時間半近く車でスマホポチポチしているのも勿体ないな、とナビを見ると「高山展望台」なるものが近くにあったので足を伸ばして…なかなか人気のない山道。
そして車を止めた先には…なるほど、そういうパターンね…もう慣れっこですw

この日は気温が高いのもあってヒィヒィ言いながら登ること5分くらい…。

お、あれかな…。



人気のない道中や整備のされ具合から、あまり人が来てなさそうなスポットだとハードルが下がっていましたが…素晴らしい眺望ではないですか!
しかし南西から雲が追いかけてきていますね…まあもともと天気いいはずではなかったのでボーナスタイムをいただいて…車に戻り、クールダウンしてから再度「梅乃葉」さんへ。

イカ無しなのと平日なのもあってか予約はすんなりできましたが、それでも続々と人が入ってきます…人気店!
さて、どう攻めるか…メニュー表を開くといきなりめちゃくちゃ美味しそうな写真が出てきたぞ…。

今回はご縁がなかったイカ料理はチラ見くらいにしておいて…w

丼ものいいですね…3種のミニ丼が楽しめる「イカ三昧丼」、もうこれでほぼ決まりかな…!

一応他のメニューも…のどぐろはこの後もまだチャンスがありそうなので我慢。



料理の写真がどれも強めでしっかり見ちゃいました。
そうこうしている間に頼んだものが到着…!

絶妙な味付けと柔らかいイカの美味しい「まかない丼」!

香ばしいイカと味噌にキャベツの食感もたまらない「イカ味噌丼」!

タレがイカ天の甘みを引き立てる「イカ天丼」!

下調べで気になった「カメノテ汁」はまだ少し時期が早く無かったので、みそ汁をあら汁に変更して…。

おすすめされた黒うにもつけちゃう。
だって萩にゃんクーポンの加護があるから。

どどーんと目の前に広がる幸せ空間。
どれもめちゃくちゃ美味しすぎる…!
これは是非活き造りもリベンジしに来たいところですね…!

さて、お腹を満たした所でびみょーに時間があるので…須佐の観光情報で一番大きく紹介されていた「須佐ホルンフェルス」に来てみました。
ホルンフェルスってなんじゃろ、名前の響きに釣られ来ましたが…「入口」と海岸に沿って伸びている下り道…もしかしてあそこの湾まで歩くのか!?


考えている時間も惜しかったので後先考えずに歩きだします。
下りはまだいいけど帰りはキツそうだ…w


手すりがなくなり、途端にあぶなくなった道をおそるおそる下ります。


この隙間とかもすごく怖い。


ホルンフェルス、調べてもよくわからなかったのですが…近くで見ると立派なしましまの岩だな!(小並感)
ただこうやってホルンフェルスを見れるのはどうも日本ではここだけのようです。



相変わらず海も綺麗ですね…。

さて、引き返そう…。

ぜえはあしながら駐車場に到着。
さっきの高山展望台といい、今日は歩きパートは無いと思っていたのにw
気温も高く汗もかいたのでシャツを着替えてしまおう。
こういう時ミニバンだと便利ですね。


日頃の旅での鍛錬の賜物か、思ったより帰りの登道も早くすすめてあとちょっとだけ時間があるので、ホルンフェルス駐車場の先の道へも行ってみました。


ここでは釣りをしている人ばかりですね。


きれいな海を眺めながらのんびり釣り…憧れますね。
この後、ナビで少し先に見えた「高山岬灯台」に行こうとしましたが、道中に通行止め看板が。
2日目と今朝、車で通ってめちゃくちゃ綺麗な海岸だなーと思い、時間があれば近くでちゃんと見てみたかった「清ヶ浜海水浴場」も逆方向で…引き返すと結構時間とられてしまうので諦めて島根に向かいました。
これにて山口旅は終わり。
もともと当初は鳥取・島根の旅の予定で、休みが5日間と予想より多かったので欲張って山口まで足を伸ばしてみましたが…山口も見どころがありすぎて全然時間が足りなくなってしまいましたw
本州最西端の「毘沙ノ鼻」や「道の駅 センザキッチン」、北長門の海沿いもじっくり見て回りたかったですし、せっかく萩市に泊まったのに町並みを見る余裕も無かったので、イカの活き造り含めてまたリベンジに来たいですね…!

島根に入り、益田市にある「田吾作」さんに来てみました。


調べたときには「日本一の居酒屋」なんて声もあって、食べ◯グも3.72、開店前から並ばないと無理だろうな、次来たときの下見で場所だけ見ておこう…という感じで来てみたのですが、なんと平日パワーと昼営業終了ギリギリなのもあったか空きあり。
梅乃葉さんのイカ料理もまだ消化しきれていないところですが、これもなにかのめぐり合わせなのではとちょっと無理して食べていくことに。

シンプルなランチメニュー。

しかし、人気店で個室の4人席を独りで利用するのはなんだか申し訳無さというかでソワソワしてしまいますw


せっかくなので「刺身定食」を注文し、夜のメニューも眺めてみます。
ね、値段が書いていない!?


おまかせ料理や時価とちょっとたじろいでしまうお品書きw
しかしランチを食べた今ならわかる…絶対お値段以上の満足感が得られることを…!

さて、そのランチの「刺身定食」ですが…。
まず左上のごろごろっとした大ぶりの根菜・山菜が入った煮物の小鉢…野菜の味付けが美味しいのはもちろんなんですが、揚げ出し豆腐をかむと甘みがじゅわっと広がり…煮物とは違った味付けのような…?わざわざ別で味付けをしているのでしょうか。
味噌汁は蕪のお味噌汁。シャキシャキで新鮮な生わかめが1枚入っていてこれもまた美味しい。
手作りの自家製豆腐はすこーしだけ燻した風味が…?たまりません。
塩味を抑えて少し酸味のある漬物もいい箸休めになって…素晴らしいバランスのお膳だ…!

メインのお刺身はサザエに、トビウオ、イサキ、アカダイ、生タコ、カレイ…だったかな(うろおぼえ)。
全部が眼の前で泳いでいる魚をすぐ絞めて捌いたのかな?という新鮮さ。

お腹が空いてないにもかかわらず満足感につつまれた食事…めちゃくちゃ美味しかった…!
後でもう一度よく調べると、有名?な居酒屋探訪家の太田和彦という方が「日本一の居酒屋」と称したのが独り歩きしていった感じのようですが、本当に噂に違わぬ美味しさでした。

トイレの「日めくりみつをカレンダー」…この旅で特に強く感じていたことと偶然重なって運命的な何かを感じました。
眠れなくて飛び出したから見ることができた鳥取砂丘の日の出、今しかないと少し無茶した2つの灯台、もしかしたらで突撃した秋吉台カルスト、そしてこのお店…。

そういう出会いを求めて…すっかりと旅にどっぷりハマってしまっているんだなと…と少し感傷にひたりながら優雅にお会計をしようとすると…「お客さん、食後の珈琲がありますが…」と引き止められ、そそくさと席に戻って食後の一杯をいただきましたw
いや、刺身定食の後に珈琲来るとは思わないじゃん!?
何にしても噂通りの名店だった田吾作さん、ここも活イカがあるときは活き造りで出しているようですし、今度は夜にここで飲むためだけに近くの宿を取って来たいですね…!

天気が良さそうなら「道の駅 ゆうひパーク浜田」で夕日を眺めたかったところですが、微妙なところなので宿のある出雲に向かい、道の駅キララ多伎で天気チェック。
出雲側は青空ですが…。

南の空は日没が雲に隠れてしまいそう…今日は飲んでヨシ!


というわけで出雲駅の近くの「出雲グリーンホテルモーリス」にチェックイン。

そして予約していた「のどぐろ日本海」さんへ。

まずは「出雲の純米酒飲み比べ」を注文。
しじみのぬた、もうこれだけで1杯飲めそうなお通し。

今日もすでに色々食べていますが、鳥取砂丘から始まってここまでの旅の最高の満足感につつまれ、(今日は久しぶりに好きなだけやっちゃおう…5800円セットいっちゃおう)とコロナ禍に突入して以来の心のリミッターを解除してしまいましたw



5800円セットを頼んでからメニューをじっくり見ます。


とりあえずの一品もそそられるものばかり…。

まずはセットの「隠岐の岩ガキ」が来ました。

ポン酢をつけてちゅるんと。
口に広がる磯の香り、最高ー!
憧れの地、隠岐の島もいつか行ってみたいですね…。

「島根黒毛和牛ももステーキ」も到着。

追加注文の「赤天」も来ちゃいました。
この旅で「真空パックの冷たい赤天」→「道の駅で買った揚げたての赤天」ときて、最高ランクの「七味マヨとお酒も一緒の揚げたての赤天」を堪能!!

セットの「地魚造り六点盛」も来て食べるのが追いつかないw
かにを始めとする新鮮なお造り…(上の貝類がわからなかった…向こうから教えてくれたときは頭の中でメモしますが、あの、この魚なんですか?とはなかなか聞けないコミュ障)。
特に右下の鯖、とろける美味しさ…2日目に食べた浜田港のサバもそうですが、島根の鯖は美味しいですね…全然イメージありませんでした。



ここで地酒の「雲のゆず酒」を追加して、セットの「焼きのどぐろ」と合わせます。
(のどぐろは炙りが一番でしょ!)という自分の価値観をひっくり返すふわっふわでジューシーな身…!脂のうま味!美味しすぎる!
右下の付け合せは…ゆずの甘露煮?珍しいですね、初体験。
ゆず酒も美味しい…柑橘系の果実酒をロックでいただくのってめちゃくちゃ好きなんですよね。

とっておいたステーキをはっさく酒「隠岐 結結」でいただきます。
素晴らしいレア加減のステーキとほろ苦いはっさく酒のマリアージュが…!

セットの「神西湖しじみの酒蒸し」をのルーシーをすすると気持ちが落ち着いて…と思ったら久しぶりの一人呑みもあってか、「シメではなくリセット」って感じでなぜか気持ちが再燃してきて…もう止められないぜ!

「団扇蝦お作り」と「隠岐誉 純米酒」を追加注文!
いろいろなエビを食べてきましたが団扇蝦もまた違った美味しさ…!

セットのシメ、お店の目玉の「のどぐろ丼」。
丼とついているのでいけるかな…?と若干不安でしたがちょうどいいお椀サイズ。
焼きとはまた違った炙りののどぐろと出汁醤油が絶品でした…美味しすぎ!

せっかく出雲に来たから…と本来3段の「出雲そば」が1段から頼めるらしいので最後に1段だけ…w
おお、新潟や近隣の山形・長野とはぜんぜん違うタイプ…美味しい…。
これで本当にごちそうさまでした。
久しぶりに好き勝手やっちゃったな…w
どの料理もすごく美味しかったです…島根を食べつくしました感!
今日は間違いなく人生で一番「食」を堪能した1日…!

満足感に包まれて出雲駅を通ると、お土産屋があったので少し覗いてみます。

お、小さくて食べやすいサイズの和菓子を発見。

さすが神々の国・島根…「神話セット」なる看板に目を引かれてしまいましたw
ラーメンと蕎麦のセットはなかなか珍しいw

夕焼けは…どんなもんでしょう。
ノンアルで済ませて夕焼けもう1回戦というプランもあったのですが、お酒を飲まずにはいられなかった!
今日は大人しく宿でゆっくり休むことにしましょう。


部屋に戻ってクールダウンしながら色々情報を整理。
ここも普通のビジホのお値段でしたが大浴場があり、近くの飲食店からお弁当の仕出しもしてくれたりドーミーインの夜鳴きそばのようなサービスがあるみたいです。
しおとみそなのがなんとも…偶然でしょうかw
ただドーミーインも各地で何度か泊まっているものの、外でだいたい食べすぎるので利用したこと無いんですよね…夜鳴きそば…w

部屋に戻って一旦冷静になってからレシートを見ると…一人呑みで過去最高額でした…。

レシートは見なかったことにして駅で買ったお土産用の和菓子と出雲そば。
ここで普通の「和菓子」という認識だけでこれを買いましたが、帰ってから日本三大銘菓の風流堂さんの「山川」のことをすっかり忘れていました!
出発前までは覚えていたのに…!これもまたリベンジ案件。

明日はもうほぼ鳥取のみの観光ですがいまさら出雲のパンフを。
次来たときのために復習しておこう。

寝る前に明日の予定を再確認&調整。
日曜日は帰るだけなので実質最終日の明日…は予報通り曇になりそうでしょうか。
今までの自分なら、鳥取から始まって鳥取1.5泊、島根1.5泊、山口1泊とかそんな感じの行程で組んでいたと思うので、この折り返しながらの観光スタイルは初。
しかしこの3日間、渋滞に捕まったのは元乃隅神社くらいで、予想以上に快適でした…。
まあそのおかげでカルストや須佐の絶景、絶品の居酒屋ランチにも出会えたので反省はこれくらいにして寝るとしましょう。
最後まで楽しむぞー!

実質最終日の4日目。
昨日は早く寝たのもあって早く目が冷めてしまいましたw
なので、「もしかして」にかけて「鳴り石の浜」に再訪。


ぎりぎり鳥取市の方は晴れている感じでしょうか!

しかしこの日は風も穏やかで石の鳴る音は聞こえず…。
逆に初日の早い時間に来ておいてよかったという安堵感。


海沿いに「魚見台」を通って、道中気になった「道の駅 神話の里白うさぎ」に寄ってみます。

急に現れたキャラ看板。


「白兎海岸」の方へもぶらりと行ってみました。
ここは1日目で通過して気になった時にすぐ引き換えして、青空のうちに来ておくべきでしたね。

時間があるので「白兎神社」もお参りしていきたいと思います。

あーなるほど、恋人の聖地でしたか…w

……!

こ、こっちを見ているのか…?寝ているのか…?
どっち…?

茶は毛づくろい、黒はゴロゴロ、白は静観(睡眠?)と三者三様のおもしろトリオ。
でもここ、うさぎの神社ですよ…間違えてませんか?




うさぎの石像に白い石がのせられているのでよく見てみると石には赤字で「縁」と書いてあります。




鳥居の上にも…乗せると成就する的な…?



しかし、これだけ縁を背負わされる白兎さんも大変だ…。

自分にはご縁のなさそうな神社だったので、大変そうな白兎さんが少しは楽できますようにと参っておきましたw


人の愛が重い!


散歩している間に施設が開いたので覗いてみます。

いい香りが漂ってくると思ったら開店からパンを焼いているんですね。


「もさバーガー」や「すなば珈琲」も気になります。


道の駅でパンを買い、何か牛乳的なものを…というところで、ご当地コーヒー牛乳「白バラコーヒー」の存在を忘れていたことに気づきました。
近くのコンビニで発見!ついでに買ったすなば珈琲のパックと一緒にいただきます。
白バラコーヒー、牛乳強めで美味しい…ここ3日間コメ漬けだったのでパン食に新鮮さを感じますw

お昼をとる予定の「鳥取港海鮮市場 かろいち」に早めに到着してしまいました。

お昼まで時間がかなりあるので、市場をぐるっと回ったり…。

車の中でパンフをながめたり…。
「東後畑棚田」!?これは完全にノーマークでした…角島の帰りにちょっと無理して行けたなぁと反省w

出雲がぜんざい有名なのもここで思い出しましたw
そういえばケンミンショーかなんかでやってた気がする…!

まだまだ時間があります。
産直市場も覗いてみよう。

鳥取のブランド長芋「ねばりっこ」をおすすめしてもらっていたのを思い出しました。
試しに1本買って帰りましょう。

ねばりっこと、二十世紀梨のチューハイ、そして白バラコーヒーと一緒に思い出した「マイフライ」を購入。
マイフライは後で帰路にいただきましたが、思いの外ずっしりとヘビーな商品でしたw
これ1つで1食分くらいの腹持ち感がある気がしますw


さて、11時になったので「海鮮祭 ホーエンヤ」で昼食を…。

あっ!もったいぶらずにもっと早くちゃんと確認しておけばよかったw
ここまで来たらあと1時間半くらい待とう…。

市場内の別の店にはイカの活き造りがあるようでしたが、1本10,120円…!?

もう一度市場内をじっくり見たり…。

外の屋台には「ホルモン焼きそば」というB級グルメが。
美味しそうな香りが漂ってきて、これも気になる…。

なかなか待つことになりましたが、入店前にフライ一品無料券を配っていてニッコリ。

ずっと食べてみたかった「元祖いか丼」一択で!

「元祖いか丼」、本日のフライ付き。
本日のフライは例のごとく謎のままでしたw

まずは刺し身でご飯を。んー美味しい!
今までいかと言えば呼子か小木のイメージが強かったのですが、山陰のいかも美味しいですね…そういえばお気に入りのご飯のお供「寒シマメシャキシャキ漬け」も隠岐の島だから山陰っちゃ山陰でした。

付け合せの塩辛と糀漬けもこれだけで白米がいけちゃいそうな美味しさ。

丼は2層になっていて、間には「ゲソとウル(内蔵)の照り焼き」が。
和の上品なイカ刺し丼と、大衆食堂のような気軽さと美味しさのあるゲソ照りが味わえる美味しい丼でした!

お昼は遅くなったものの、時間があるので砂丘の先にある「砂丘海岸」の名前に惹かれ来てみましたが…よく考えたら砂の海岸って普通の海岸ですねw

チェックイン時間までまだ少し時間があるので宿の駐車場に車を止め、鳥取駅の方まで歩いてきてみました。

今日はGW終盤の土曜日ですが、人はあまりおらずガラリとしています。


駅前の「すなば珈琲」で一息入れていきましょう。

珈琲と、本日のケーキ的なちょっとした甘味をいただきたかったのですがちょうど売り切れで…パンケーキを頼んだら思った以上のサイズw
お腹いっぱいになってしまいました。

時間になったので「ホテルモナーク鳥取」にチェックイン。
自家源泉をもち、冠婚葬祭も行える大きなホテルです。

部屋のドアを開けるとすぐベッドが見える面白い間取り。

なんだこの奥行きなさすぎ冷蔵庫!?
サイズは普通のビジホ冷蔵庫サイズなのに3分の1くらいしか収納スペースがないw

居酒屋の夜営業開始に合わせて混まないうちに夕飯を済ませ早く寝る予定でしたが…。
馬鹿なのでパンケーキ食べちゃったからまだお腹が空かず…w
ここはもうひと休みして、第一陣のお客が入れ替わるくらいの時間を狙っていこうかな…。
しかし何を食べよう、あたりをつけていた「旬魚 たつみ」さんは昨日電話した時点で予約で満席で断られたし、GW終盤の土曜日の夜…他のお店も混んでいるでしょうか。
B級グルメ「牛骨ラーメン」はほとんど境港の方にしか無いみたいだし…。

決まらないまま一眠りして目覚め、とりあえず歩きながら探そうと出発。
電気がオリジナルのキーのスイッチなので代用も効かず、外出時は電源オフに…冷蔵庫の収容可能数も少ない上冷やすことすらも制限されるとは…それ以外は良いお宿なんですけどw

フォロワーさんから鳥取はカレーの消費量が日本一と聞きましたが、たしかにカレー店がちらほら…うーん、何が食べたい…とゴローさんのように自問自答しながらふらふらと歩き、チェックしていた「味暦あんべ」さんに到着。
ダメ元で入ってみると空席あり。有名な「親がに丼」の時期ではないですが、偵察がてらここで食べていくことにします!

とりあえず「瑞泉 純米酒」を注文すると、出てきたお通しが「鯛を出汁で炊いたんon生海苔」と「蟹の佃煮」と強めの2品が!

「白いかのお造り」。
甘みと柔らかさが本当に美味しい…。
こいついつもいか食ってんな。

「クエの梅肉和え」。
歯ごたえのあるクエの身と梅のさっぱりさが最高です。

ブログを書きながらドリンクメニューをざっと見直してみたら、右上に自家製のレモン酒を発見しました。
飲みたかったー!リベンジ案件。


どのメニューも美味しそうなんですが…昨日やっ散らかしすぎたのであとは〆て終わりにしましょう。

どの季節の食材も美味しそうですね。
近くに住んでいる方が羨ましい…!


冬の名物の「親がに丼」は時価…昨年は万近い値段だったとか。
いつか食べてみたいものです…!

〆は「海鮮ヅケ丼」を頼みました。
定食や丼物をいただく時、まずは付け合せの汁物を一口いただくルーティーン。
これは…クエの潮汁でしょうか。お出汁がめっちゃ美味しい…。
謎の真っ黒な大根の漬物もめちゃくちゃ美味しいぞ。

漬け丼を選んだのは、海鮮丼は素材自体の勝負なところが大きいものの、漬け丼はつけ汁が店独自の味付けになるのでそれを味わってみたかったからです。
あんべさんの漬け丼は以外にもごま油の香りが強いタイプ…いや、これは美味しいぞ…!
そして先程の柔らかい白いかとはぜんぜん違う主張のつよいコリコリのイカは…旬のアオリイカでしょうか。
丁寧で美味しい味付け、もっと堪能したかったところですが今回は偵察ということでこのくらいにしておきましょう。
しかし仮に冬の時期に来てリミッター解除したら、親がに丼含め諭吉さんが2人くらい逝ってしまわれそうです…w

あんべさんが意外とすんなり行けたので、たつみさんもこの時間なら…と思ったのですが、今日は本当にこのくらいにしておこうw

といいつつ、鳥取駅周辺に1店舗だけあった牛骨ラーメンのお店「ごっつぉらーめん」さんに来てしまいました。

美味しそうですが流石にここにきてチャーハンやセットまでもはきついので…。


店名の付いた「ごっつぉらーめん」を。
ここのお店の味だけなのかもしれませんが、焼肉屋のクッパに麺を入れたような感じ…これは美味しいぞ!今度また鳥取に来たら他の牛骨ラーメンも食べてみたいですね。


宿に戻り、大浴場でお風呂をいただいて白バラ牛乳をぐいっと。
明日、最終日は帰るだけですが…旅で疲れた体で長距離運転になるのでここでちゃんと休養しておかないと。おやすみなさい。

朝起きて外を見ると…あれ…青空…?

出発前に荷物を整理していて気づいた上段の奥行き…それでも全然収納できる場所少ないw

鳥取を離れる前に、「武蔵屋食堂」さんでB級グルメ「素ラーメン」をいただいていきましょう。


少し甘めのうどんのようなお出汁に入ったラーメン。
まさに締めにふさわしい優しいお味、美味しかった…。
さて、最終日はここからまっすぐ帰るだけ。
だったのですが…1週間前からずっと曇り予報から動かなかった最終日の日曜日の天気が晴れマークに変わり…北東の空も青空で…。
帰路編につづいてしまいますw


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