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日本三大夜桜を:後編

  • 執筆者の写真: 鬼灯すすき
    鬼灯すすき
  • 2022年4月24日
  • 読了時間: 12分

更新日:2022年10月12日

前編からの続きになります。

初日に最高の景色を見て、消化試合にならないかと少し不安を抱えつつもの2日目…再度弘前公園へやってきました。



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この日も風が吹いており、並木道の桜はかなり散っておりました。

そうなると昨日の花筏の場所はまた密度が上がって…。



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と思いましたが、圧縮されすぎたり少し汚れている部分もあり…そううまい話ではなかったようです。1日でこんなにも変わるものなのですね…!

そして逆に(昨日あのタイミングで来られたのは本当に良かった)という気持ちにもなりました。



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昨日は南口~中央を見てまわったので今日は東~北口から入って西の方へ抜けてみよう、なルートで行きたいと思います。



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こちらにもできたて新鮮?の綺麗な花筏が。



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東門前のお堀にも人が多く集まっていました。



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お堀に貯まる花弁も素敵ですが、川に流れていく花びらもまた美しい。



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ところどころはらはらと花びらが散っては水面に浮かび、1秒毎に変わりゆく景色を堪能。



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荷物になってしまいますが、弘前のお土産を物色できるのはここのタイミングしか無いと「津軽藩ねぷた村」を覗いていきます。



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おみやげを買い、りんごジュースで小休止。

特に買ったわけではありませんが、桜ミクさんグッズって結構あるんですね。



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北の「亀甲橋」から公園内へ。



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ここの花筏…密度はそこまでじゃなかったものの、桃色と淡桃色のマーブル具合がとても素敵でした。これもこの日このときでしか見ることができなかった景色…!



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北口は出店がたくさん並んでいますね!人の数もすごい。



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あまりお祭りに縁がない人生を送ってきたのでお化け屋敷の出店なんて始めてみました。

規模がすごい。



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もうちょっと捻ろうよ…な生フランクの呼吸にニヤつきながらも西の方へ。



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今年TLやメディアでよく目にした「獄きみ」の天ぷら屋!

食べてみたかったのですが、行列がすごいので帰り際にチャンスがあったら寄ろう。



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しかしこの出店ゾーン付近は本当に人がすごい。

なかなか一人では買って場所取って食べる勇気もなく…団子より花優先でw



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場所を確認。

西側は一方通行の「桜のトンネル」になっているみたいです。

危ない、花筏や夕景で満足してこの良さげな場所を逃すところでしたw



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ここも人がすごいな…。



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道ゆく人たちもですが…西のお堀のボート、数が凄すぎるw



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写真では伝わりづらいですが、人の多さに当てられて少し道から逸れてみた瞬間、いきなりふわっと強めの風が吹き付けて花吹雪が舞いました。

昨日から本当に夢のような時間すぎて…まるで夢のようです(語彙力低下)。



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日が沈むにはまだ少し早いしどうしよう…。



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桜のトンネルも抜けてしまい、ぐるっと外周から「春陽橋」を通って再度公園内へ。



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それにしても昨日から歩きっぱなしで貧弱な脚が…どこかに座りたい、のですがどこのベンチも埋まっていて座れる所を求めてさまようゾンビのように徘徊します。



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今日は中央には行かない予定でしたが、座りたすぎて(そうだ、有料区画なら空いているのでは…?)とまた入場料を払って中央へw

ついで「武徳殿物産販売所」でお土産を買って奥の休憩所…も埋まっとる!



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椅子…椅子はどこ…。



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やっと安息の地を見つけました…w



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脚が多少回復したところで日は沈み気味w



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この日は南の空も雲が照らされて綺麗でした。



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今日の夕景は桜のトンネルから…。



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良いグラデーション。



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さて、昨日は疲れてなあなあになった弘前公園の夜桜…。

一番の見所は西のお堀っぽいのでそこを見てから帰ろうと…ちょうどよくベンチが空いたので座りながら日が暮れるのを待ちます。



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日が暮れて桜とライトアップの見事なリフレクションが…リフレクションが…。



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いやちょっと待って、このボートっていつまでやってるのw

てっきり日が暮れる19時頃までかと思っていましたが、ライトアップ終了までずっとやっているのか…?

大量のボートが水面を波立たせまくりでリフレクションどころじゃありませんw



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少し待ってみましたがボートが終わる気配はなし…。

疲れもピークに達したのでここいらで撤退しましょう。



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春陽橋からの撮影者もこんなに…!



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公園内からではなく人の少なそうな外周から帰ろうかなとなんとなく歩きだします…。



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人の集まっている西堀より静かな北〜東のお堀に趣きを感じますね。



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これにて弘前の桜鑑賞は終了…!

初日がピークかななんて思いながらホテルを出てきましたが、2日目も負けず劣らずの絶景を堪能できました。

満開に合わせてきたつもりが見事な花筏、残雪の岩木山の夕暮れ、突然の花吹雪と本当に現実離れした光景ばかりの夢のような時間でした。

正直なところ、今後の人生でこれ以上最高のシチュエーションで春の弘前にこれることはないのでは…くらいの気持ちで歩きながらホテルへ…ホテル遠っ!



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今日もへとへとでホテルに戻り、「さとちょう」で買ったお寿司とからあげ、ミニねぶた漬を1パックをいただいて即就寝。

この日も大浴場に行く気力がなくシャワーですませてしまいましたw日中ホテルにいる時に行っておくんだった…。



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3日目。

長い間働いてきましたが、実は旅のためにちゃんとした有給を取るのは今回が初めてだったり…まだ背徳感が残りつつもホテルを出発。

世間が平日の時の旅…(土日より道空いてるでしょ)くらいの考えでいましたが朝は通勤ラッシュにひっかかるか…今日は深浦の方からグルメをめぐりつつ帰ります。



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朝イチで「鶴の舞橋」に寄り道。



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メディアで見かける鶴の舞橋は冬の雪景色の写真ばかりでしたが、桜も綺麗ですね。



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橋は置いといて、公園の方を少し散歩してみようと思います。

しかし昨日までの人の数との差がすごいw静かだ…。



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ここも弘前とほぼ同じ…か少しだけ遅いくらいの咲き具合でしょうか、地面は桜の絨毯が。



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道中、そこらじゅうでボコッボコッと水の中で何かがうごめいていてちょっと怖い…鯉か何かの群れが浅瀬で人間の足音に反応していたのかな…。



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さあ橋を渡ろう!

…あ、これ…高所恐怖症にはちょっと怖いやつ…大丈夫だと思いつつも(突然床板が抜けたらどうしよう)という恐怖感に襲われながら脚がガクガクで手すりに添いながら歩きます。



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反対側の桜は見頃でした。

脚ガクガクで往復して戻ってきます。



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来たときは曇っていましたが、帰りにはうっすらと岩木山の姿が。

この旅でよく目にした岩木山、前回来たときにはあまり気になりませんでしたが立派な山ですね。



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鰺ヶ沢の「海の駅 わんど」に到着。

道中の駅近くにあるという「たこやき西海」さんの名物「チキンボー」も気になりましたが朝から揚げ物も…と思ったのでまたの機会に。



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調べてもあまり情報がなかったのでどんな施設かいまいちわかりませんでしたが、中には産直市場と…。



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鰺ヶ沢だけでなく青森の物産も置いてあるお土産屋が。

そしてお目当ての塩辛も発見!



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お蕎麦屋さん、丼ものも置いてあって美味しそう。



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パンフレットをいくつかもらって、お目当ての塩辛を購入。



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鰺ヶ沢のご当地丼「ヒラメのヅケ丼」のパンフレット。

思った以上にたくさんあるんですね…スーパーの惣菜のものも…。

青森でヒラメのヅケ丼といえば…以前行った八戸のあそこを思い出しますが、出している店舗も多いしこちらのほうが発祥の地だったりするのでしょうか。



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というわけで少し遅い朝食をいただきに「ドライブイン汐風」さんへ。



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もちろん目的は「ヒラメのヅケ丼」!

なんですが色々メニューがありますね…なかなか食べられない「いとう丼」、いとうとひらめの「いとひら丼」、イカメンチカツ定食…いかあぶり辛味噌丼…!?

いかんいかん、ここは慌てず当初の目的を…。



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ということで「平目ヅケ丼」を。



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このお店の平目ヅケ丼は薬味がたっぷり…青森のヒラメは柔らかくてめちゃくちゃ美味しい!

少し多めの漬物も、アツアツの煮物とお味噌汁も美味しかった…。

鰺ヶ沢~深浦は前回もほぼ帰り道に通っただけなので、また何度か来てグルメを開拓したいですね。



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千畳敷海岸」に寄り道したりしながら…。



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道の駅 ふかうら」に再訪。



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イカ寿し、紅鮭寿し、鯖寿しにほっけ寿し…相変わらずここだけ急に現れるなれずし文化。

前回いただいて美味しかった「イカ飯寿し」…はなかったようです。



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さざえご飯や食堂の日替丼も美味しそう。

写真で確認して気づきましたがこの日はヤリイカ・イクラ・マダイで1000円の日替丼にヒラメの漬け丼だったんですね。これはここもまた調査に来なくては。



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道の駅の裏も千畳敷になっているのは今回はじめて知りました。

前回来た時ここのイカ焼きが本当に美味しくて感動したのですが、今回はこの後も食べる予定があるので断念。



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帰り道中のメイン目的地「黄金崎不老ふ死温泉」に来てみました。

どちらかというと食堂のメニュー目的だったのですが、せっかくなので日帰り入浴もいただいていきます。

人気温泉地とのことで身構えていましたが温泉には3名ほどしかいませんでした。これが平日パワー。

今回は雲がかかってしまいましたが…抜群の眺望に、褐色の…これはいい湯だ…と露天も独り占め…。


温泉からあがって脱衣所で服を着ていると、弘前生まれで今は深浦で暮らしていらっしゃるという方に「どちらからいらっしゃったんですか?」と聞かれ軽く話をしました。

喋ってすらないのになんでバレたと思ったら、平日は顔見知りの地元の人以外はほぼいないからってことだったみたいです。これも平日パワー。

それにしてもこの辺の年配の方は方言が強くて半分くらい聞き取れないですねw



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時間があまりないので短い間でしたが良いお湯をいただいて食堂へ。



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海鮮だけでなく深浦牛の焼肉丼やハンバーグなんかもあるんですね。

作業着を来た地元の方っぽい方々は焼肉丼を頼んでいました。

しかし今回はあのご当地丼一択で…!



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注文をして外を眺めます。食堂からの眺望も抜群。

しかしここ…もう少しこじんまりした野湯かと思っていたら、しっかりとした宿泊施設だったんですね。

混浴はまだ抵抗がありますが、宿泊して夕陽を眺めながらあの露天風呂にゆっくりつかってみたいですね。



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お目当ての「深浦マグロステーキ丼」が到着!

見ただけでワクワクしてくる「新OMOTENASHIご当地グルメ」のひとつです。

付け合せも「イカ寿し」に「つるつるわかめのお吸い物」、「雪人参のミルクにんじんゼリー」と珍しいものばかり。



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さっそくマグロを焼いていきます。

この自分で手を加えるライブ感も良いスパイス。



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長芋の千切りがのった刺し身の丼は醤油で。

錦糸卵ののった片面焼き丼は辛味噌で。

まぐろ節の両面焼き丼は各提供店舗オリジナルのタレ…このお店はごま香るポン酢タレ。

自分で手を加える楽しさといろいろな食べ方を楽しめる一膳、1椀は小ぶりながらも3つ食べるとなかなかお腹いっぱい。付け合せの味つけが濃いめだったのは地域柄でしょうかw

マグステ丼も美味しかった…新OMOTENASHI丼、これで3つ制覇!



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青森から秋田へ、「道の駅 はちもり」で休憩。



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ここ「お殿水」なんてあったんですね。

せっかくなので補給していきます。



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道の駅 おおがた」でスコーンと、久しぶりのパウチりんごジュースを購入。



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道の駅にはユキヤナギが綺麗に咲いていました!



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さて、道中は曇りだった大型の菜の花ロードリベンジ。

西側は雲が出ていますが…。



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東はなんとか青空が…リベンジ成功!

と思いつつも、平日なのに結構な車の数だったり、弘前と同じようにこの数日で少し散ってしまっていたり、そして最大の失敗として道中を録画したはずの動画が保存せずに上書きされていることに帰ってから気づき…w

これは来春は大潟菜の花ロード→角館枝垂れ桜→乳頭温泉もしくは玉川温泉あたりのルートで秋田をメインにくるのも有りですね…!



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帰り道、どこの海際で夕陽を見るかと車を走らせていた時に目に止まった菜の花畑。

道の駅 にしめ」は前も来たことはありましたが、こんな規模の菜の花畑があるのは知りませんでした。



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南の方角には鳥海山もうっすらと見えます。



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設置されていた高台からみてみよう。



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これは最後にまた…なかなかの絶景!

調べてみると、ここは夏はひまわり畑にもなるんですかね?覚えておこう。



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大型の菜の花ロードで録画のために2往復したり(録画できてなかったけど)、思わぬ所で夕焼けを拾ったりで時間が遅くなりすぎて当初予定の「酒田で酒田ラーメンか、鶴岡まで行って龍上海か」がどちらも叶わなくなったので、この時間でも空いている店は…と酒田の「焼肉・しゃぶしゃぶ平田牧場」に来てみました。



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あまりゆっくりするわけにもいかないので、ディナー限定メニューの「おまかせ焼肉セット」と…。



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つや姫ごはん、カルビスープ小をつけてサクッといただきます!



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うーん、さすがのヒラボク、豚肉オンリーですがめちゃくちゃ美味しい…!



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トイレにあった張り紙。

かなり時間が制限されますがすごいサービスだ。



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ヒラボクは高いイメージでしたが、これで2000円なら大変満足!

これはまた別の機会でゆっくり来たいお店を発見できました。

食べ終わって店から出ると、(旅の帰りの疲れた状態でまだ家まで260キロあるのに肉焼くとか正気か?)とふと一瞬我に返りましたが、なんとか気合でギリギリ日付変更前に帰宅しましたw



これにて青森旅、そして4週連続で続いた春の花めぐり旅が終了!

すべてが鑑賞時には晴天に恵まれ、なんとも最高の春を迎えることができました。間違いなく人生で一番忙しく楽しかった春w

久しぶりの青森も最高でした…次は「新OMOTENASHIご当地グルメ」の残す所の2つ、平内の「ホタテ活御膳」と東通の「天然ヒラメ刺身重」を制覇する行程を組んで、また秋ごろに青森に行きたいところです。

春が終わり、そしてすぐGWがやってくる…!



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お土産編。

鰺ヶ沢のいかの塩辛、この保存料を使ってないシンプルな味付けと、濃厚すぎる肝の味がたまらなく好きなんですよね。

何度かお取り寄せもしていたのですが、毎回送料が1000円近くかかっていたので今回は500円で買えて良かったですw



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今回の旅とは少しずれますが、ついに青森から15cmクラスのホタテの貝殻を手に入れることができました!

それきっかけで今まで渋っていた、スノーピークのバーナーも購入!

この2つでやることと行ったらあれしか無い…!



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何度もフライパンで試行錯誤していたので味付けはバッチリ。

ポイントはいりこだしと干鱈の出汁…!



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青森の郷土料理、貝焼き味噌!

ケンミンショーで「ホタテの殻は出汁が出る」と言っていて本当か~?と思っていましたがそのとおりでした、香りもたまらなく美味しい!

これをいつかキャンプでやるのが密かな夢です。



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先取りで時空がねじ曲がりますが島根の大根島で買ったハニーレモンサワーで一杯。



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貝殻の購入の際にお試しレシピとしてついていて美味しそうだった「イカワタ焼き」もやってみます。肝の香りがたまりません!1日じゅう部屋がイカの肝の香りに包まれましたw

これまた時空がねじ曲がる鳥取の21世紀梨チューハイと一杯!


バーナーをせっかく買ったので、土鍋で1合炊きとかも慣らしていきたいですねー。

牛歩で進むソロキャン計画…!

2件のコメント


ゲスト
2022年6月06日

すすきさんの旅にしては珍しく同じ場所でのんびりですね。

弘前はわたしも一度行ったことあるのですがここまで綺麗な桜は見れなかったので羨ましいです。


帰りの長距離運転の途中で肉焼くのは笑いました🤣


キャベツ

いいね!
ゲスト
2022年6月06日
返信先

コメントありがとうございます!


そうなんですよ~めずらしくというか初めてだったかもしれません。

ただ往復と公園内歩いたのがなかなかきつかったので疲労度的にはいつもよりかなりきました笑


帰り道焼肉はもう封印しよう…といいつつこの前も能登の帰りに氷見で焼肉してしまいました。

ご当地のお寿司&回転寿司で3000円位食べる概念好きでしたが、最近はご当地の焼肉屋さんで3000円くらいのセット食べる概念もハマってきちゃいましたね…。


すすき

いいね!
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鬼灯すすき
  • さえずり

料理好きが高じてもっと色んな味を知りたくなり、一人旅を初めて以来旅にハマったインドアオタク。

極度の人見知りのため車旅オンリー&行動制限あり。

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