彼岸花とひがしもの
- 鬼灯すすき

- 2021年9月25日
- 読了時間: 11分
更新日:2022年10月12日
昨年、宮城の羽黒山公園でみた彼岸花。
前回は9月の第4週に行って1週間早かったので、今年はそれを踏まえて10月1週に宿をとっていたのですが、今年はちょうど自在館に泊まっていた9月の3週には見頃だったそうで…w
出遅れた!と4週に急遽宿を取り彼岸花旅へ行ってきました。

日の出と彼岸花の2ショットを見るため、前日までに準備を終わらせておき…金曜日に仕事終わって帰宅して即寝、22時ちょうどに目覚ましをセットして23時にデッパツする完璧な作戦…!
が、目覚ましを22時じゃなくて10時にセットしていた…起きてみると22:40!!
少し出遅れましたがまだ間に合うレベル…逆にこの時間によく起きたな自分、えらい。

今回も移動費節約のため、尾花沢経由の下道移動。
日の出時間ギリギリに到着するも、お天気はこの通り。

そしてTwitterで検索してわかっていましたが…枯れかけているいる所も多いですね。

自分より早く人が…レイヤーさんが撮影を行っていました。
そういえば去年も刀剣乱舞の撮影してる方達いましたね。同じ9月の4週でしたし、もしかして同じ方達だったのでしょうか。




朝露に濡れた終わりかけの彼岸花…少し寂しい感じもこれはこれで美しい風景。
今回はこれをメインで行程を組んでおり夕方と明日の朝も時間をとっているので、とりあえず朝食を取りに行きましょう。

海の方へ行き、「塩釜水産物仲卸市場」に初来訪。
冬に宮城旅をした時はここに来るつもりが間違えて「塩釜海の駅」に着いてしまったのでリベンジですw

思ってた以上に広い市場…さて朝はどこで食べようか!
ご飯を購入し、市場で好きなネタを買ってオジリナル丼を作る「マイ海鮮丼」が魅力的だったのですが…公式HPを見ると「1人ではちょっと多いけど数人でシェアすれば大丈夫」と書いてあって、あっそういう感じ…と断念w

なので「塩竈市場食堂」さんでいただいていくことに。



ネタの豪華さに段階がある海鮮丼、自分で好きなネタをカスタマイズするよくばり丼、煮穴子丼も美味しそう…悩みに悩んで…

「塩竈贅沢海鮮丼」と「塩竈汁」にしました。

普通の海鮮丼にウニや煮穴子がのった贅沢海鮮丼、ネタの種類がすごい。
冬に宮城旅をした時は時期を過ぎていて食べられなかったブランドマグロ「ひがしもの」ものっていました。

そして秋刀魚のつみれと塩たらの入った「塩釜汁」。
とくにこの塩たらがいい味だしてて美味しいぞ…。

小鉢の「ぎばさ」。
メニュー表の裏に「味がついているのでそのまま食べても美味しいですが、海鮮丼の余ったご飯にかけてしめでいただくのがオススメです」と書いてありましたが…正直な所、ネタが豊富すぎてご飯が足りないくらいだったので単品でいただきましたw
しそ風味の味付けが美味しかったです。確かにご飯にかけて食べたら美味しそう。


この牡丹海老が大きすぎ&味噌たっぷり過ぎてウニにかかってしまう事件が起きたりしながらも、色んな味を楽しく美味しくいただきましたw

食事を終えた後は…今回彼岸花と1日目の昼食以外の行程をガバガバのまま来てしまったのでお昼までやることなく…車の中で色々調べ物。
天気が良かったら「コバルトライン」に行きたかったのですが…今日の予報を見ると少し晴れ間は覗きそうなものの、晴天とはいかなそうですね。

結局調べ物をしている間に割と時間が過ぎたので、昼食を予約した店の近くにあるオシャレなお店でウィンドウショッピングをしたりして時間を潰しましたw

今回のサブ目的…前回の宮城旅で予約をしようとするも予約いっぱいで断られた「廻鮮寿司 塩釜港」さんにバッチリ予約をし、行列を横目に優雅に入店です。
かなり列ができていましたが予約していたのは自分ともう一組だけでした。

このお店は1時間の制限付き…まあ独りで黙々と食べるのにそこまで時間いらないですが、人気なのが伺えます。
朝に海鮮丼食べたのに昼はお寿司を食べちゃう…でも一人旅ってそういうものですよね!

朝の海鮮丼にも1~2枚のっていましたが、のぼり旗も立ちまくっているこの時期しか食べられないブランドマグロ「ひがしもの」は逃せません…!

まずはボードのおすすめから…上マグロ、本鮪のほほ肉、仁王サバ、活ハマチ、中落ち軍艦。うーん、さすが人気店…どれも美味しい…そしてこの溢れんばかりの中落ち軍艦、めちゃくちゃ美味しい上に250円…!


塩釜港汁(ねぎま)と回っていたサーモンの炙りっぽいのを…どちらも脂がノリノリですが、嫌な脂じゃなくスッと溶けて…美味しい。

よし、前哨戦が終わった所で本命を…。
対戦よろしくお願いします。

三陸塩釜「ひがしもの」の「極上バチ鮪トロ」、「天然中トロ」、「上マグロ」の3点セットを味わいます。
極上トロ…とろけるんですが脂っこすぎず、しっかりと味があってめちゃくちゃ美味しい…!!!中落ちも美味しいんですけどやっぱりこの350円の上マグロ、調べている時に某食べ○グに「上マグロ6貫も食べてしまいました」との口コミがあったように…そのコメントがめちゃくちゃわかる美味しさ…w
ひがしもの、本当に美味しい…個人的な感想ですが、正直な所大間で食べたマグロと同等のものをリーズナブルにいただけるので、移動距離も考えるとこっちに軍配が上がってしまいます。
歳をとって光り物中心の好みになっていましたが、最近1周してマグロに戻ってきた気がしますwこれは来年も彼岸花&ひがしものツアーに来なくてはw

ネギトロもこのボリュームで150円…!

メカジキ中落ち軍艦、ホッキサラダ、梅しそ、そして中落ち軍艦おかわり。

〆ようと思ったのですが…隣のカップルがあなごあなご言うので釣られて自分も頼んでしまいました…w
宮城は穴子も有名ですよね。今度仙台の穴子料理のお店にも行ってみたいです。

海鮮丼も食べたし、値段もそこそこなので控えめにする予定があまりにも美味しくてつい食べ過ぎちゃいました…これは完全に予算オーバーw夕飯は抜きにしよう…。

塩竈から北上し、どこかで記事を見た「ガトーみかわ」さんに寄ってみました。


看板にもあったとおり、何やらシュークリームが美味しいらしく…そしてそのお手頃な値段を見てびっくり。回転寿司で散財した財布に嬉しいお値段。

サクサクのシューに、名前の通り牛乳ですかね…白めのさっぱりクリームがスーッと入って数個いけちゃう感じの美味しさでした。これが108円となると確かに数の制限も入るわけですね。

続いて「道の駅 上品の郷」に再訪。
去年来た時は気づきませんでしたが、山の向こうに風車がある…もしかしてなにか良さげな道があるのではと調べてみましたが、どやら環境目的で建っているだけみたいなので残念。
ドライブ好きな人はなぜ風車がある道に惹かれるのでしょう…w

去年食べて美味しかった「金華サバの漬け丼」、明日また来て食べるかな~と確認したら置いておらず…どうやら期間限定だったようです。

道の駅にはご当地パンも売っていました。

更に北上し、登米市の観光物産センター「遠山之里」に来てみました。


こちらの「しなそば」と「とりめし」が気になっていたのですが…時間・お腹・財布の事情でまたの機会に。


物産館の向かいから少し歩いたところにある「春蘭亭」に来てみました。

閉館間際に来たせいか本日のお菓子は終わってしまっていたので、お茶だけいただいて帰ろう…。


春蘭の花の塩漬けにお湯をかけていただく「春蘭茶」。
飲み終わった後、花は食べれますよとのことで花もいただきました。
独特の香りがするもののクセは強すぎずなかなか美味しかったです。

大崎市に戻り、天気も良くないので宿にチェックインしようとしましたが…

運転中、西の空に少しだけオレンジが見えたので羽黒山公園に寄って行きました。
これはこれでこの日この時だけの景色…!


「ホテルセレクトイン古川」にチェックイン。
本当は前回と同じ石巻のホテルをとって「富喜寿司」さんに行こうと思っていたのですが、予約がいっぱいで断られてしまい…それなら羽黒山公園に近い大崎に泊まったほうが朝の行動的にも良いかなということでこちらへ。

PCを開いて明日の予報を確認すると…Oh、明日も少し晴れ間がある予報が全曇に。

全然話は変わりますが…旅先で様々な状況に対応できるようカバンに色々忍ばせているのですが…「旅先で醤油とソースを使う」状況がないまま賞味期限が切れてしまいそうですw

お昼にかなり食べたし、外はまん防でゆっくりできなそうなのでコンビニで買ったこれで一杯やって早々に寝るとします。

朝も予報通り曇だったのですが…東の空に地獄のような赤さの朝焼けラインが。


今年も予報は悪かったものの…夕方も朝もほんの僅かな晴れ間が覗いて面白い景色を見せてくれました…!
しかし東の空が晴れているってことはコバルトラインワンチャンあるのでは…!?

ということで再び東へ。
夜ちゃんと食べなかったのもあって腹ペコなのでどこかで朝を…なかなか早朝からやっている店は無く、流石に塩釜港でまた海鮮っていうのも…と色々エリアを広げて探しているうちに見つけた石巻の「伊藤商店」さん。


朝限定の「朝ラー」をいただきました。
朝にピッタリの透き通ったスープにもちもちのちぢれ麺…昨日は海鮮海鮮だったのもあって染み渡りますね!

コバルトラインをドライブし「三陸復興国立公園 駐車場」に到着。
道中、美しい景色だけでなく震災の爪痕や復興の様子が見られ、なんとも感慨深いドライブルートでした。

天気は快晴とは行きませんでしたが、潮風に揺れるすすきが美しい景色は思いがけぬ収穫。




帰り道、半島の真ん中くらいにファミマがぽつんとあって印象的でした。ここまで配達するの大変そう。
コバルトラインという道の名前しか頭にありませんでしたが、こちらは牡鹿半島という半島なんですね。能登や男鹿といい、半島ってめちゃくちゃ刺さります。
他の半島も行ってみたい気持ちが強くなりました。

続いて仙台市に戻り、メディア等でもよく見かけて気になっていた「Natu-Lino」さんへ。

焦がしキャラメル、ずんだ、ピスタチオのトリプル。
サイズを決めて先払いしてから味を注文するシステム…「ピスタチオを選ぶ場合は+100円になります」と言われ、まだ選ぶ前だったのですが頭の中がピスタチオでいっぱいになりつい注文。
美味しいですがピスタチオの分入れて700円となかなかのお値段。でも美味しいからまた近くに来たら寄っちゃう。
福島のひとり桃パフェから独りスイーツ店のハードルが取っ払われたので、すっかり「グルメ&景色」旅から「グルメ&景色&スイーツ」旅になりつつありますw

お昼はこの時期の宮城では欠かせないアレを求めて亘理まで南下し「和風レストラン 田園 亘理店」に到着。
ここももう4回目、そしてはらこ飯を求めては3回目の来訪になります。
まん防期間中でもこの時期は相変わらずの激混み。道中、かっぱ寿司半額の日で行列ができているのを見かけましたがここも引けを取りませんw(見た感じはそうでもないですが、ウェイティングボードにびっしり名前が書いてありみんな車で待機しています)

今回は到着がドピーク時間になったのでテイクアウトで車内でいただくことにします。


わざわざ後部座席に移動してこうすれば…なんだか駅弁みたいで楽しい気分。
うーん、宮城秋の味覚…たまらない美味しさ!

さて、今回は帰りも下道ということで…亘理から自宅を目的地にナビを入れると七ヶ宿のあたりを通るんですね。
キツネ村に朝イチめがけてきた時に通りましたが、その時は店がやっていない時間だったので「道の駅 七ヶ宿」に再訪してみました。

「しっそ」にジワジワきました。


「白石うーめん」や「ダムカレー」、「蔵王坦々ラーメン」など初めて見るものが沢山で…「仙台辛み増らーめん」…?このビジュアルどこかで…うっ、頭が…。

そんなわけでこのへんで少し時間を潰して行きたかったのですがアクティビティ的なものが多いですね。それこそキツネ村という選択肢もありましたが…少し戻らなくてはいけないのもあり、パンフレットを読んだりスマホいじったりして時間を潰しました。

17時に「龍上海 赤湯本店」に到着。

ピークタイムをずらしたと思ったのですが駐車場も全然駐められなく、そしてこの行列…本店ってこんなに混むのか…!
どうやら感染症対策で席数を減らしているのもあったようで…1時間近く待ちました。

鶴岡もそうですが、昼をすぎると「からみそチャーシュー」はチャーシュー切れで売り切れてしまいますね…というわけで普通の「からみそ」を。
本店は初めてですが…これがすべての祖…スタンダードな優等生のお味!!
美味しかった…でもやっぱり少しやんちゃな鶴岡店くんも好きなんですよね。
ちなみに龍上海が各店で統一しているのは辛味噌と麺だけで、後は各店の裁量らしいです。
鶴岡店はベースのスープの味も好きなんですが…チャーシューが他店舗より美味しく感じるんですよね。庄内豚でも使っているのかな。


帰る際、駐車場に唐辛子が落ちていてめちゃくちゃにやけてしまいました。
かっ○寿司の地下で○っぱ達が強制労働させられている都市伝説のように、龍上海の地下では唐辛子が強制労働させられているのかもしれません。逃げ出そうとして失敗した唐辛子くんに黙祷し、今回の旅は終了です。
というわけで今年の彼岸花探訪旅は終了です。
来年も彼岸花&ひがしもの&コバルトライン&はらこ飯で再訪したいですね…どんどん目的が増えていく…w
そして来年、世の中が元に戻っていたら宮城だけでなく色々な場所に彼岸花を観に行ってみたい所です。西の方は結構有名所が多いみたいですし。


「やめてくれ すすき その寿司は オレに効く」
海外にいると寿司とか海鮮丼とかはホント飯テロです…笑
目覚ましも夜10時に設定されるとは思わなかったでしょうね笑
ヨークベニマル…。東京にはないけどきっとオシャレなんでしょうね…。
シュークリームのコスパすごいですね。個人的に好きな記事厚めのサクサクタイプみたいですし。絶対食べたいやつです。
そしてこのブログのおかげでまた龍上海について詳しくなってしまった…。
キャベツ