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黒部~魚津日帰り旅

  • 執筆者の写真: 鬼灯すすき
    鬼灯すすき
  • 2019年11月3日
  • 読了時間: 8分

更新日:2022年10月12日

10月半ば、企画していた鳴子温泉からの大船渡一人旅が台風19号の影響で行けなくなり、旅欲が溜まりに溜まりまくっていたためお隣富山へ日帰り旅に行ってきました。



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朝5時に家を出発して7時30分に「黒部渓谷鉄道」の宇奈月駅に到着。

前々から機会があったら行こうと思っていた宇奈月温泉…最近テレビでトロッコ電車を見て興味が湧いたので紅葉のタイミングに合わせてきてみました。予報はずっと曇りでしたが、前日に10時頃までは晴れの予報に変わり、いい天気です。


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始発に合わせて30分以上前に余裕を持ってきたつもりでしたが、駐車場はすでにこんな様子…。

自分は土曜仕事の日曜休みで月曜も仕事のところ、世間は紅葉シーズンの3連休の中日ということで甘く見ていました。



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切符を買いに駅舎内に入ると、当日券の販売窓口にはすでに長蛇の列…。



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並んでいる間に予定していた7時57分の始発は出発してしまい、近い時間の他の空席もほぼ全滅…。

午後にしようか、でも天気崩れるし他にも行きたいとこあるしと悩んでいる間に順番が来て、あまり良く考えられてない中で1席だけ空いていた9時42分発と、11時48分の帰りのチケットを購入!…が、11時着で帰りが11時48分って…40分ちょいしか欅平にいられないじゃん!と大きなミスwでも冷静に色々考えるとそれが最善の組み合わせだったかな…駐車場と列車の往復で5000円もかかりましたが、とりあえずは無駄足にならなかっただけマシと切り替えて楽しむことにしましょう。



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今回、きれいな景色を…ということで部屋に眠っていたカメラくんを持ってきてみました。

が、時間のない中、スマホで撮る方を優先してしまって余り使うことはなく、荷物になっただけとなってしまいした 。今度はゆっくりできる旅の時にリベンジしよう。



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なにかの旅番組でみたワクワク弁当。

トロッコ内は飲食が可能で、景色を見ながらどうでしょう!みたいなのを旅番組で観て、オツだねえそれを朝食にしようと惹かれ買ってみましたが、満席ギュウギュウの中ひろげられそうにもないし出発までの待ち時間に車の中で食べちゃいます。



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鱒寿司と白エビのかき揚げむすびが楽しめる900円。

ホタルイカの煮物とデザートの水まんじゅうもついてうれしい。

少々割高に感じるかもしれませんがこういうお弁当って大好きなんですよね。



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切符を買ってから1時間ほど時間があったので、少し散策。

宇奈月駅の近くには足湯が。



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こちらはトロッコ電車の宇奈月駅ではなく近くにあるJR宇奈月温泉駅。温泉噴水が吹き出ています。

先程駅舎内で普通席の人も早くから並んでいるのを見て、3人がけの席…景色のいい谷側をとるのは早い者勝ちかと察し、今度は失敗せずに行こうと40分前に乗車列に並びます。


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改札が開いてからダッシュする人もいる中、早めに並んだかいあってを無事谷側をゲット。

これに限らず、いつも予約できる所を予約せずに余裕かましてヘマしているのでいい加減何でもかんでも予約する癖をつけたいところです…。



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紅葉は少し早かったでしょうか、しかし天気もなんとかもっていて気持ちがいいです。

ただやっぱり他人と近い空間で時間が縛られる乗り物はちょっと苦手ですね…。



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テレビでよく見かける洋風の建築物。



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いやしかしほんとエメラルドグリーンのすごい色だ!

学校の手洗い場のシャボネットみたいな色。



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各駅で対向車とすれ違いながら最奥の欅平駅まで1時間20分の旅 。

景色や情緒を感じながらだと時間はそうでもなかったですが、背もたれもないので疲れるし、時期的なものもあってか風が冷たいw

雨の日のオープンは厳しそうですね…そして結構揺れるので優雅にお弁当なんて食べられたもんじゃないw車の中で食べといてよかったー。



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「欅平駅」に到着!

お昼を前にしてかなり賑わってます…女子のトイレはトロッコの列並みの大行列が。

こういう状況でよく見る、男子トイレに平然と入っていくマダム。



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出発までの48分間、トロッコにはトイレがないので帰りの並ぶ時間やらなんやらも考えると実際30分くらいしか無いのでゆっくりしていられません。

パンフレットで見て時間があったら行って見ようかと思っていた河原展望台と足湯、マップだと歩いてすぐに見えましたが実際は急勾配階段を利用してになるので、こんなん行き来したらそれだけで終わっちゃいそう…と素直に切り捨てていきますw



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「奥鐘橋」のあたりからパシャリ。

10時からは曇り予報でトロッコ電車に乗ってる間は曇っていたものの、欅平はちょうど晴れ間が覗いており、そして気温は9℃と少し肌寒いですが、列車の道中より紅葉も染まっていてもう最高です。



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「人喰岩」。通り道にはヘルメットも置いてあり、なかなか迫力があります。

最近仕事がらみで防災関連の事業の手伝いをしていた事もあって、もし偶然この瞬間地震が起きたら…?いやそもそも線路が封じられるとライフラインも無いままここに取り残されてやばいことになりそうとか感じてしまいましたw



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「名剣橋」。いい感じの写真が撮れました。



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トンネル…の辺りから坂道の勾配がなかなかキツくなってきましたw

写真撮るためにちょこちょこ立ち止まっているのもあってもう時間が…。



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「名剣温泉」に到着。ここで泣く泣く折り返しです。



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そんなわけで退散…。「猿飛峡」などのスポットまではこのルートとはまた別の方向に片道30分ということでどう考えても時間が足りないw今度は混在してないオフシーズンとかにゆっくり来てみたいですね。



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トロッコ電車から降り、宇奈月駅から10分ほどのところにある「とちの湯」さんへ。

むき出しのトロッコ電車は風が冷たく手がかなり冷えていたため、じんわりと気持ちが良いお湯で温まりました…。



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昼食は宇奈月駅から20分くらいのところにある「メシと喫茶 八角」さんへ。



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住宅地の少し奥、野球場の目の前にあるという立地にもかかわらず、14時着のこの時間でも9組待ちという人気っぷり。

このお店ができたのは昨年とのことでしたが、口コミでかなり評判が広まっているようです。



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この後も1箇所まわりたい所がありましたが、そっちはもう犠牲にしてもいいから待とうと名前と人数を知らせ車で時間を潰します。

こういう時にこの車は便利…後部座席で寝っ転がりながら劇場版に備えてアマゾンプライムで♭を見直します。



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2話目に差し掛かったところで入店。

自分の次は待ってる人はいなかったようで、昼食の混雑のピークが伸びていただけだったんでしょうか。

席につくとすぐに定食でいいですか?と聞かれ、それ目的だったのでお願いしますと返答。店員側から聞いてきたのも壁のメニュー表を見て納得、トンテキ1本勝負なんですね。



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こちらがその「トンテキ定食」ご飯大盛り。

もともとブランド豚肉を探していた時に上位で「黒部名水ポーク」というのを見つけて、宇奈月でポークステーキ的なものが食べれるのを探し見つけたお店が潰れており、近くでそれっぽいのないかーと調べていて食べログで画像を見てビビッときた次第です。

ボリューミーなトンテキに大盛りのご飯(おかわり自由)…富山らしくとろろ昆布の入った味噌汁に加え、ちょこんとあるマスタードマカロニサラダも嬉しい1200円。そして海苔…海苔!?よく見たら黒いおてふきでしたw



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自分は食べログはコメントの部分とか見ないので、画像だけでガーリックでペッパーなガッツリ系のソースかと勘違いしていましたが、オサレな店らしい洋風のウスター系ソース。バターのコクと甘み、そしてビネガー?バルサミコ?の酸味の効いた洋のようで和も感じるソースがなんとも米を進めさせます。

そしてなんと言ってもこの豚…低温調理のあと表面を焼いているのでしょうか、めちゃくちゃ柔らかくて、特に脂身の部分が最&高。

ブランド豚が食べられるお店を調べると、たいていトンカツやしゃぶしゃぶばかりで、やっぱり美味しい豚はトンテキみたいな料理だと豚本来の味が薄れるからあまり無いのかなーと勝手に解釈していて…でもこのトンテキも一口目はソースの味がしますが、かむごとに豚の旨味と混じり合っていくこの感じ、めちゃくちゃ好きだと再確認しました。もっと色んな所でポークステーキやトンテキやってほしいです。以外に無いんですよね。

このお店が黒部名水ポークを使っているかはわかりませんでしたが、そんなのどうでも良くなるくらいに美味しかった。これだけのためにまた来たいレベルです。



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八角さんで今日の行程は終わりかと覚悟したものの、意外とすんなり進んだので予定通り最後の目的地、「魚津埋没林博物館」に来てみました。

別のお店かなと思うほどおしゃれな入り口。



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ツイッターか何かで見て気になっていたこの博物館、名前の通り埋没林が展示してあるというマニアックな場所ですw

水中展示室、入った時間が閉店間際なのもあってか他に人がいなく、怖くなるくらい不気味で神秘的な感じで最高でした。



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埋没林博物館のあと隣の「海の駅 蜃気楼」へ。

どこもへ行っても混雑していたあの人達はどこへ?ってくらい急に人がはけ、休日の1日の終わりを実感させられます。



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海の駅から見える能登半島の向こうはいい夕暮れで、釣りをしている人がなんとも情緒あふれる哀愁感を出していました。

午前中の賑わいから一変、しんみりとしてしまいましたがこういうのは嫌いではないので、そのまま帰路につきました。

久しぶりの日帰り旅でしたが、車で2時間ちょいくらいの所なら朝イチからの行動で十分楽しめますね!

しかしやはり温泉の後はそのまま宿で休みたい気持ちもあるので、またどこかに出かけよう。今年ももうすぐ終わりです。

2件のコメント


ゲスト
2021年9月20日

隣県だからか実は黒部行ったことないんですよね…。ざつ旅にも取り上げられてましたね。一度は行っておかないと…。

お弁当も美味しそうなので行った際には買わせてもらおうと思います。


キャベツ

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ゲスト
2021年9月20日
返信先

コメントありがとうございます!


近い所はあえてあまり行かないのわかりますwざつ旅では宿泊したりトロッコ電車やってなかったりと真逆のことしてましたね。

お弁当は他にも2種類くらいあった気がしましたが、こういうちょっとつまめる系のやつについ手が伸びてしまいます。ごく最近釜飯の自販機も登場したらしいですw

ハチカクさんのトンテキも絶品ですので行った際は是非!


すすき

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鬼灯すすき
  • さえずり

料理好きが高じてもっと色んな味を知りたくなり、一人旅を初めて以来旅にハマったインドアオタク。

極度の人見知りのため車旅オンリー&行動制限あり。

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